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レポート一覧

【3月24日(日)開催!「Farmer’s School Special」レポート】

2019年3月25日(月) 学科/コラボレーション授業

【3月24日(日)開催!「Farmer’s School Special」レポート】
からつ観光協議会×カラツ大学のコラボによって3月24日(日)に開催した「Farmer’s School Special」についての報告です!
「その土地ならではの食」というのは、観光客がその街を訪れたい!と思う最も大きな理由の一つ。Farmer’s Schoolは、暮らす人がそんな「食の宝庫、唐津」のことを、もっともっと知って楽しむ!をテーマにしたカジュアルスクールです!

Farmer’s School Specialの今回は唐津市子育て支援情報センター「りんく」3Fのクッキングスタジオで開催!コーディネーターに「めぐみの里」の宮崎様、お野菜のご提供者に日本で初めて完全無農薬の自然薯を生産されているささき農園の佐々木様、そして講師には、あの陳健一の兄弟子で、全国の美食家たちを佐賀に呼び寄せる中華の名店「シャンリー」の立岡シェフをお迎えし、唐津の食材の楽しみ方を伝授していただきました!

お野菜トークでは、今回のレシピで使用する唐津で採れたお野菜の自然薯、蓮根、トマトについて宮崎さんからご紹介。そして、自然薯を実際に生産されている佐々木さんより、栽培のこだわり、おいしく自然薯を食べるコツを教えていただきました。唐津の自然薯は、昔藩主への年貢として納められるほど貴重&特別なもので、夏目漱石の小説「吾輩は猫である」にもそのエピソードが登場するのだそう(!)

クッキングタイムでは、「クエツァイシャオハン~自然薯とレンコン入り焼き飯~」と「ファンチェタンファタン~トマトと卵のスープ~」の2つについて、立岡シェフ直伝レシピを教えていただき、各テーブルに分かれ、一人ひとりが実際に調理いたしました。子どもたちは間近でみるシェフの包丁&フライパンさばきにオドロキ!実食タイムでは、唐津の食材で作った特製焼飯&スープに「おいしい~!」という声が会場から溢れました。そして今回は特別に、シェフからのオマケの自然薯のお漬物、デザートに蓮根アイスクリーム、宮崎さんからのイチゴも登場♪
立岡シェフのトークでは、参加者の方々から実際におうちで作る際のコツや食材の料理法についての質問があがったりと盛り上がりました!

今回の授業は、唐津で頑張る生産者さんの熱い想いやチャレンジと、旬の野菜の美味しい食べ方をシェフから学べる、知って楽しい、食べて美味しい時間となりました。立岡シェフをはじめ、めぐみの里・宮崎様、ささき農園・佐々木様、今回の会場を使用するにあたりサポートしてくださいました唐津市子育て支援情報センタースタッフの皆様、そしてご参加くださいました皆様、本当にありがとうございました!
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▲今回の講師、全国の美食家たちを佐賀に呼び寄せる中華の名店「シャンリー」の立岡シェフ。
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▲めぐみの里・宮崎様(写真・中央)、ささき農園・佐々木様(写真・左)によるお野菜トーク。
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▲クッキングタイム!立岡シェフに今回のレシピについて教わります。
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▲実際に各テーブルに分かれて調理をしている様子。
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▲今回のレシピは「自然薯とレンコン入り焼き飯」と「トマトと卵のスープ」
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▲今回の講座の講師・スタッフでの集合写真。皆様、ありがとうございました!

Writing:カラツ大学スタッフ 

【3月16日(土)開催!「まちなか古民家ぶらり旅」レポート】

2019年3月22日(金) 学科/コラボレーション授業

【3月16日(土)開催!「まちなか古民家ぶらり旅」レポート】
からつ観光協議会×カラツ大学のコラボによって3月16日(土)に開催した「まちなか古民家ぶらり旅」についての報告です!
唐津のまちの魅力は、その街並みや歴史的な建造物にも。今回は唐津の素敵な建物を残そうと尽力されている専門家・佐賀県ヘリテージマネージャーの菊池郁夫先生に古民家巡りの楽しみ方を教えていただきました!

<古民家ぶらり旅のコース>
旧山田家住宅→カフェ ぜん→鯛焼き はな田→ギャラリー楽→唐津の商店街&まちなか→町屋カフェ野いちご→東木屋

今回のぶらり旅では旧山田家住宅、ギャラリー楽、町屋カフェ野いちごの3ヵ所で、実際に建物の中に入り、その建物に関する歴史や建築特徴、建築トリビアについてお話いただきました。古い建物を活かした現場では、昔からある木の梁に感動したり、その時代・地域ならではの建築手法を説明していただいたりと、参加してくださった皆様も興味深々!各現場に向かう際の道中、唐津のまちなかについても、昔の写真と比較しながら、その場所にまつわる歴史について教えていただきました。

そして、まちあるきの最後には旧酒蔵であった東木屋にて、菊池先生がこれまで行なわれてきた古民家の再生、及びリフォーム等の手法に関するレクチャーも!ガイドしてくださった、佐賀県ヘリテージマネージャーの菊池先生、ご協力いただきました皆様、そしてご参加いただきました皆様、ありがとうございました!
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▲旧山田邸にて。今回の講師・佐賀県ヘリテージマネージャーの菊池郁夫先生(写真中央)。
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▲ぶらり旅の道中にあらわれる唐津の歴史的建築物についてのトリビアも教えていただきました。55541911_1243988345757760_3018021622809362432_n
▲外観・内観どちらも趣きがあるギャラリー楽。
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▲町屋カフェ野いちごの2階。歴史を感じる古い木の梁に感動!
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▲最後は旧酒蔵・東木屋にて古民家の再生・リフォーム等の手法に関するレクチャー!

Writing:カラツ大学スタッフ 

【3月2日(土)開催!「鏡トレッキング」レポート】

2019年3月20日(水) 学科/コラボレーション授業

【3月2日(土)開催!「鏡トレッキング」レポート】
からつ観光協議会×カラツ大学のコラボによって3月2日(土)に開催した「鏡トレッキング」についての報告です!万葉集にも登場する鏡山。美しい風景だけではなく、お遍路&トレッキングコースを楽しむことができることをご存知でしたか?今回はちょっと通な鏡山の楽しみ方を鏡山へんろ道保存会代表の広瀬茂先生に教えていただきました!

今回の先生は鏡山頂上で石仏に出会ったことをきっかけに「鏡山へんろ道同行会(現保存会)」を立ち上げ、へんろ道及び石仏の整備に取り組まれている広瀬さん。毎月第2日曜日には鏡山での無料ガイドも実施されています。
お遍路とは、弘法大師空海が四国で巡った八十八カ所の霊場を参拝すること。もともとは四国のみで行われていたそのお遍路が、時代の変遷に伴って全国各地に広まり、唐津にも「鏡山八十八ケ所」がつくられたそうです。

そして現在の鏡山には、お遍路が作られた当時のそのままのルートが一部残っており、今回の講座ではそのおへんろ道を実際に歩きながら、先生に鏡山の魅力について、お話ししていただきました。道中に現れる貴重な歴史遺産や鏡山から覗く唐津の景色。少し険しい道を冒険心とともにドキドキしながら登る、四国八十八か所巡りを唐津で楽しめるお遍路&トレッキングコースにオドロキ&発見の連続でした!そして、講座の最後には「これからの鏡山」について、参加者も含めたディスカッションも。

ガイドしてくださった、鏡山へんろ同行会の広瀬先生、そしてご参加いただきました皆様、ありがとうございました!

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▲今回の講座「鏡トレッキング」スタート!登山靴にトレッキングポールで準備はバッチリです。
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▲一つひとつの石仏に込められている意味についてもレクチャーいただきました。
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▲トレッキングならではの、ちょっとだけ険しい道にも挑戦!冒険心がくすぐられますネ!
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▲最後は広瀬先生(写真・右)と参加者を含めたディスカッションタイムも!

Writing:カラツ大学スタッフ 

【2月24日(日)開催「新感覚『泊まる魅力』創出!」レポート】

2019年3月18日(月) 学科/通常授業

【2月24日(日)開催「新感覚『泊まる魅力』創出!」レポート】
2月24日(日)に開催した授業「新感覚『泊まる魅力』創出!」についてのご報告です!
オリンピック開催を目前に急増するホテル。今回は、競争が過熱する宿泊業界で難立地にもかかわらず、いろんな切り口でホテル経営を軌道に乗せ、今業界で話題沸騰中の現役東大・女子大生、龍崎翔子さんを講師としてお迎えし、お話を伺いました!

19歳でホテル企画・運営のスタートアップ、「L&G GLOBAL BUSINESS」を立ち上げ、ホテルプロデューサーとして同社を率い、北海道・富良野の「petit-hotel #MELON 富良野」、京都・東九条「HOTEL SHE, KYOTO」、大阪・弁天町でアナログカルチャーをモチーフにした「HOTEL SHE, OSAKA」、北海道・層雲峡でCHILLな温泉旅館「ホテルクモイ」など、「ソーシャルホテル」をコンセプトに掲げ、現在ホテルの経営に携わられています。

地域の「生活を試着する」ことができるのがホテルの醍醐味でもあると語る龍崎さん。実際に運営されている「HOTEL SHE, OSAKA」では、高速道路の高架が駆け巡り昭和の面影を色濃く残す大阪の港街の空気感を最大限織り込みながら、全客室にレコードプレーヤーを設置し、「アナログな音楽体験のあるライフスタイル」を提案されています。さらに、共用スペースには宿泊者が使えるキッチン、DJイベントができるラウンジやコーヒースタンドがあり、ローカルのゲストの集まる、地域に開かれた空間となっていす。
そして、こうしたアイデアはすべて「ホテルはメディアである」という考えに基づいているのだそう!ホテルは宿泊客とまち、人、文化が出会うメディアあり、ホテルを通してまちの空気感を伝え、いろいろな背景を持つ人の出会いの場となり、文化を提案し、ホテルビジネスを通じて、地域貢献できればとお話されました。

また、自らのホテルを立ち上げるにあたり、特に意識されているのは「その場所の空気感を織り込む」ことなのだそう。日本の街はどこも、自然、食の美味しさ、人の温かさの3点を特徴に挙げるものの、日本中の地域がその魅力をベースとして有するため、その街の魅力や雰囲気は、逆に伝わりにくくなってしまう。そのため、この3点とは違う切り口で、そのまちの魅力を伝えることができるようなホテルを作ることを常に考えているそうです。

地域でのホテルの在り方を考える時には、そのファーストステップとして、まちに残る歴史を探したり、似た要素をもつ地域と比較し、その地域との違いや特徴を理解しながら、魅力ポイントの先回りをし、地域の強みを引き出していくのだそう。そして、自分のためにお金を使う旅行であるからこそ、その地域でのキャッシュポイントが鍵を握っており、ホテルが持続していくためには、まちが魅力的でなければならず、常に共生していくことが大切だとお話しされました。

今回の授業では、まちの空気感を織り込んだホテルづくりと地域に人を集める方法について伺いました。授業後のQ&Aコーナーでは教室からたくさんの質問が。講師の龍崎翔子さん、授業に参加してくださった皆さま、ありがとうございました!

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▲今回の先生は現役東大・女子大生の龍崎翔子先生!
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▲地域の「生活を試着する」ことができるのがホテルの醍醐味でもあると語る龍崎先生。
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▲授業後のQ&Aコーナーでは教室からたくさんの質問が。講師の先生に気軽に質問できるのもカラツ大学ならでは!

Writing:カラツ大学スタッフ 

【2月19日(火)開催!「Farmer’s School」at Odecafe -vol.6-レポート】

2019年3月4日(月) 学科/通常授業

【2月19日(火)開催!「Farmer’s School」at Odecafe -vol.6-レポート】
みなさん、こんにちは。本日は先日開催した「Farmer’s School」at Odecafe -vol.6についてのご報告です!
毎日の暮らしを彩る四季折々の”おいしい”食材たち。そう、ここ唐津は’’食の宝庫’’。この「Farmer’s School」では唐津の生産者の方に先生としてお越しいただき、旬の食材の楽しみ方をレクチャーしてもらいます!知って楽しい、食べて嬉しい、毎日の食事がより豊かになる、食材に関するカジュアルなスクールです♪

Farmer’sSchool~vol.6~(2月19日)の先生は、唐津市で希少な白いキクラゲを栽培されている副島さんとオデカフェシェフの原さん!そして、コーディネーターに「めぐみの里」の宮崎さんをお迎えして開催いたしました♪
唐津にあるグレイスファームにて、茶褐色でしっかりとした食感を楽しむ事のできる「あらげきくらげ」と白色でおしゃれに料理を彩り、さらには美容にも活用の幅を広げつつある「白いきくらげ『白美茸(はくびたけ)』」を農薬を一切使用せず栽培されている副島さん。
授業では、農業をはじめられるまでの副島さんのライフヒストリーをはじめ、その栽培法やこだわり、キクラゲにまつわるアレコレを「めぐみの里」の宮崎さんとともにお話いただきました。

キクラゲって、どんなキノコなの?という説明の中では、たくさんの発見が!まず「食物繊維」といえば思い浮かべることの多い野菜、ゴボウ。しかし、どちらも茹でた状態で比較するとキクラゲの食物繊維量は、ゴボウの約3倍にあたるのだそう!
その他にも、キクラゲは骨を丈夫にして、腸活にもぴったりで、体の調子も整えてくれる…美容&健康にぴったりなキノコなのだそう!そしてそして、「白美茸」に含まれる多糖体という成分は、水分量を保持する力が強いことから高い保湿効果が期待できることから、キクラゲを用いた化粧品も開発されており、体に、お肌にとっても優しいキノコであることに、一同オドロキ!でした。
そして、肉厚◎歯ごたえ抜群!なキクラゲなどを使い、オデカフェの原シェフに実際に料理していただき実食!ご家庭で調理する際の簡単&おいしい特別レシピも伝授いただきました!

知って楽しい、食べて美味しい、Farmer’s School。講師の副島先生、原シェフ、宮崎さん、そして授業に参加してくださった皆さま、ありがとうございました!

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▲キクラゲを栽培されている副島さんと「めぐみの里」の宮崎さんを囲んで授業スタート!
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▲副島さんが栽培したキクラゲなどを使用した、原シェフによる料理たち。
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▲今回の授業の先生・副島さん(写真右)とコーディネーターの宮崎さん(写真左)。

Writing:カラツ大学スタッフ