1938 年、広島県尾道市生まれ。映画作家。CM を含め製作した映像作品は2000 本以上に及ぶ。『HOUSE』(1977年)で劇場映画デビュー。代表作に監督の故郷で撮影された尾道三部作と呼ばれる『転校生』、『時をかける少女』、『さびしんぼう』。近年、「古里映画」として製作された『この空の花ー長岡花火物語ー』、『野のなななのか』は監督の新境地の作品として高く評価され話題となる。『喰べた人』(1963年)でベルギー国際実験映画祭審査員特別賞、『日日世は好日』第21回日本文芸大賞・特別賞、2004 年紫綬褒章、2009 年旭日小綬章を受章。2016年8月25日~10月13日、オール唐津ロケで檀一雄原作、唐津映画『花筐』を撮影し、来年初夏に完成、秋に公開予定。唐津ロケ地は40カ所以上、エキストラ、ボランティアの参加者は2000人を超える。