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レポート

【1月27日(日)開催「シェアリングエコノミー×観光」】

2019年2月5日(火) 学科/コラボレーション授業

【1月27日(日)開催「シェアリングエコノミー×観光」】
1月27日(日)に開催した授業「シェアリングエコノミー×観光」についてのご報告です!最近よく耳にする”シェアリングエコノミー”という言葉。時代の流れと共に徐々に広まりつつありますが、具体的にはどんなものがあるのでしょう?Airbnb(エアビーアンドビー)、 Mercari(メルカリ)、Uber(ウーバー)…。皆さん、きっとどれか一つは聞いたことあるのでは?そう、これらは全部’’シェアリングエコノミー’’!実はとっても身近なものなんです。今回はそのシェアリングエコノミーの先駆者である一般社団法人シェアリングエコノミー協会の事務局長を務める佐別当隆志さんを講師にお招し最先端のハナシを伺いました!

授業では、現在日本にあるシェアリングエコノミーの紹介から始まり、それらの事例がこれからどんな形でビジネスに繋がっていくのかについて、お話ししていただきました。
”シェアするサービス”の例として、シェアハウスやカーシェアリング、レンタルバイクをはじめ、バッグ・洋服のレンタルサービス、レストランの共同運営、クラウドファウンディングなどがありますが、シェアするのはモノだけに限らず、空間やお金、スキルなどもその対象になるのだそう(!)
また、授業内で紹介された全国住み放題の定額制多拠点Co-Livingサービス「ADDress」には会場も驚き!家はひとつ、住所もひとつ、それが当たり前だった時代から、インターネットが生活のインフラになり、どこでも仕事ができるようになった今、これからは一軒のマイホームだけではなく、さまざまな地域にある家をシェアして暮らす時代がやってくる、というものです。自らのライフスタイルに合わせて地域や家を選び、お気に入りの場所で観光しながら働く、という時代がすぐそこまでやってきているのです!

そして「観光」という視点からみると、地元の人々にとっての「まちの暮らし」が立派な観光資源となることが多く、まちをひとつの宿として捉えたり、農業や漁業、伝統工芸などの体験を通して、そのまちで暮らすように旅するというトレンドが。そのため、地方の空き家や古民家にはそんな観光者・移住者が暮らすための物件としてのニーズがあるのだそう!
「竹を切って流しそうめんをする」「いちご狩りをする」。そんな地方の人々にとっての暮らしの一部が観光の需要でもあり、そんな地域の観光資源を情報発信やWEB上でのプラットフォームなどで上手くPRしていくことが、これからの「シェアリングエコノミー×観光」のキーワードになるとお話いただきました。

今回の講義には多くの人が集まり、授業後のQ&Aコーナーでは教室からたくさんの質問が!講師の佐別当隆志さん、授業に参加してくださった皆さま、ありがとうございました!

シェアエコ写真1
▲今回の講師の佐別当隆志さん。
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▲授業には唐津のさまざまな業種の方々が参加してくださいました!
シェアエコ写真3
▲授業後のQ&Aコーナーでは教室からどんどん手が上がり、盛り上がりました!

Writing:カラツ大学スタッフ